今回は路面電車の駅やります。
都電荒川線とは、東京都にわずかに残る路面電車で(もう一つは東急世田谷線らしいです)、三ノ輪橋(みのわばし)から早稲田を結ぶ路線です。運賃は均一でなんと破格の170円。就活中にすき間時間が発生したので乗りに行くことにしました。
南千住駅自体は特徴がある駅ではなかったので流します。
ここからゆっくり15分ほど歩くと、下町の風情あふれる商店街が見えてきます。
この商店街のすぐそばに、三ノ輪橋駅はありました。
奥に小さく見える駅が下車のみ、手前が乗車のみと駅が分けられています。
花が植えられています。百選認定も納得。
いい角度!
車内はそこそこ混雑しており終始立ち客がいて、発車直前まで写真を撮っていたうららは無事、目的地の大塚まで立っていました。正直疲れましたが・・・
路面電車はスピードが遅いわりにゆれる印象がありますが、線路の線形は路面電車にしてはいい方だと思います。大阪南部の阪堺電車のほうがゆれます。
また乗車した三ノ輪橋~大塚駅前間については車と並走する併用軌道、つまり一番路面電車っぽいところは2割くらいしかありませんでしたが、何台もの自動車が右折をするために車線を変更し、電車の真ん前に来たときは、電車が自動車が走るための道路にすっかり溶け込んでいるようで、ああ路面電車っていいなあと思いました。運転士は神経質にならざるをえない場面ですが。王子駅前~飛鳥山の線路は急カーブや勾配のきつい坂道などもあり乗りごたえがありますので、ぜひ乗ってみてほしいです。
三ノ輪橋を出発して40分ほどで、大塚駅前に到着です。JR山手線大塚駅は目の前ですぐ乗り換えできます。
しばらく眺めていましたが、踏切に遮断器がないためか、警報音が鳴っても電車が通り過ぎるギリギリまでわたる人も多く結構危ないなあと感じました。東京は2分に1本来る電車に駆け込み乗車をするという、なんとも時間に追われた人が暮らす街なので、仕方ないのかもしれません。
大塚駅前のビル”アトレヴィ大塚”から町を眺めることができます。東京の駅ビルにしてはあまり高くありませんが路面電車を見るにはちょうどよい高さだと思います。
路面電車は電車そのものは良いのですが、電停となるとバス停の延長のようなものも多く紹介するほどではない駅がほとんどです。そういう点で、三ノ輪橋駅は周辺の下町情緒あふれる商店街を含めて心に残る場所でした。
東京ですき間時間ができたら、ぜひ訪問してみてください!