男ウララの旅ぶろぐ

日本の地域の魅力を発信します。

イメージ広告に高いお金を使うことに異議を唱えたい。

広告のお勉強を始めました、ウララです。

CMについてずっと思っていたことがあります。

CMの中で、嵐の櫻井くんが爽やかな感じでビールの宣伝をしている。相葉ちゃんが洗濯機の宣伝をしている。企業は高いギャラを払って嵐を起用しているわけですが、さあ、じゃあビール、洗濯機が買いたくなったか?

 

僕は嵐のことは好きだが、その商品を買いたいとは思わない。だって、嵐の本業と全く関係ないじゃん?ビールや洗濯機は本来、全く嵐と関係のないものである。商品の機能と値段こそが最重要であり、嵐が宣伝することでビールの味が上がったり洗濯機が高性能になるわけではないじゃないか。だからそそられない。

 

じゃあ、このCMは無意味か?僕にとって無意味でも日本人全員に無意味だったらかけて流さないと思う。

どうやら、イメージ広告というものらしい。

 

嵐には「爽やか」だとか「誠実」といったイメージがあるから、彼らに商品を宣伝させることでその商品にそういったイメージがつき消費者に好印象を与えることができる、そうです。

 

なるほど、機能や値段で差別化が難しいものは、なんとなくのイメージこそが重要になるから、イメージ広告は有効、というわけです。自分がそうでないからって、思い込みが激しいのはよくないですね。以後気を付けます。めでたしめでたし・・・・・・

 

しかし、このイメージ広告は通用しずらくなっているらしいです。

佐藤尚之さんは『明日の広告』の第6章でこう記しています。

 

「ネットが出現する前はイメージが効いた。」

「でもネットというラーの鏡によって商品の真の姿が映し出されてしまう。」

「ブログや掲示板、メールのやりとり、消費者の名前の声が載った評価サイトなどで、商品はスッピンにされてしまう」

「あと5年も経ったらこの傾向は顕著になるだろう。」

 

この本は10年前に書かれたものだが、なるほど確かに2018年現在口コミサイトを通して消費者の反応を確かめ、商品やサービスを購入前に調べつくす、という文化がかなりできつつあると思う。そうなると、昔と比べると、相対的にイメージ広告が通じにくくなるというのも納得いく。

 

もっとも、有名人をCM起用でブランドイメージ向上というのは今もありふれている戦術であるが、それはそれとして現代では今までにないCMの在り方がありそうですね。

 

ギャラの高い芸能人をやみくもにつかうのではなく、例えばオリンピックの女子カーリングで銅メダルを獲得し日本中を感動させたLS北見の選手が(結構有名になりましたが)もぐもぐタイムで食べていた赤いサイロというお菓子を宣伝すれば、多くの日本人がこう思うことでしょう。

「彼女たちは赤いサイロで栄養補給と気分転換を行い、体力的にも精神的にも厳しい局面を乗り越え素晴らしい結果を出し日本中に勇気をくれた。私も赤いサイロを食べて彼女たちのように頑張るぞ」と多くの日本人がこう思うことでしょう。たぶん。

 

まあ、赤いサイロは五輪中にすぐ話題となり売り切れ続出、会社が大きな工場を持っているわけでもないのでいきなり増産することもできない、ということでCMが作られることはなかったわけですが・・・

 

人の心を動かすのに、必ずしも大金は必要ない、有名人でなくても影響力を発揮できると思うのですが、どう思われますか?

赤いサイロ、そろそろ買いたいなあ(=゚ω゚)ノ